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良いこともあるよ!海外でパスポート紛失

 

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 お世話になったハワイ日本領事館

始めに

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海外でパスポートの紛失

 

これは誰もが経験したくないことだと思います。いろいろな場面で恥に感じたり、お金も余計にかかってしまいます。

 

しかし、薦めるわけではないですが、パスポートを紛失することでわかることはたくさんあると思います。実際に、体験した僕としては、なくしてよかった、と思えるほどです。

 

パスポートを紛失すると何が良いのか、書いていきたいと思います。

 

 

ゲームの中のような経験ができる。

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海外でパスポートを紛失すると、すべてを紛失してしまったかのような気持ちを体験できます。なくした瞬間から、自分がこの数時間の間にすべきこと、手に入れなければならない物のリストが作られます。しかも、それをしないと、日本へ帰国することはできないので、諦める、という選択肢はありません。紛失した人は、自分が与えられた環境、自分が持っているものを効率的に使って、帰国という目標を達成すべく、一つずつタスクを達成していきます。

 

まさに映画やゲームの世界のようです。

 

日常生活の中で、これほど切迫した体験をすることはそうないと思います。改めて考えても、僕の人生の中で一番切迫した瞬間だったように思います。特に、世界一安全と言われている日本では体験できないことです。

 

しかも、この体験は、失敗したから死んでしまう、なんてことはありません。余計にお金はかかりますが、体験のための経費と考えれば、納得いく程度の額です。

 

 

積極的に行動する大切さを知ることができる。

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僕の場合、パスポートをなくしてから、分からないことを積極的に人に尋ねることができるようになりました。

 

それまでの僕は、どちらかといえば奥手なタイプで、「人に聞くなんて恥ずかしい」と思い、聞かないで失敗する、を繰り返していました。しかし、パスポート紛失の異常事態は人格を変え、積極的な行動が臆せずできるような人になれます。なぜなら、少しでも早くパスポートの代わりとなる「帰国のための渡航書」を手に入れて、安心を得たいからです。

 

少しでも物事を早く進めるには、たいていの場合、わからないと感じたことを人に聞くのが一番です。こうすることで、「勘違いの防止」、「時間ロスの防止」ができると思います。

 

空港、タクシー、警察、通行人、等々、人に聞くチャンスはいくらでもありますし、わからないと言われても、別の人に聞けば教えてくれるかもしれません。とにかく臆せず積極的に人に聞くことが大切で、これが早道だと体感することができます

 

 

人の優しさを知ることができる。

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上段で、わからないことは早く人に聞くことが大切だと書きましたが、これによってもう一つ知ることができるのは、人の優しさです。

 

私の場合、現地の人に、どうすればいいか、尋ねたら、たいていの場合、やさしく教えてくれました。また、その人が答えを知らなかったとしても、近くの人に聞いてくれたり、心配してもらったり、とても親身に対応をしてもらえました。

 

他にも、

 

・クレジットカード2枚が身分証となり、本当はパスポートの提示が必要なのに特例で飛行機に乗ることができた

・タクシー代を値引きしてもらえた

・自己責任でパスポートをなくしたのに、日本に帰国する飛行機を変えてもらえた

・僕の状況では、本当はポリスレポートが発行できない状況であったのにもかかわらず、ポリスレポートを発行してもらえた。

・日本領事館での待ち時間、コンセントを貸してもらえた

 

などなど。

 

普段の生活では、見ず知らずの人からここまでやさしくされることはありません。でも、それは、自分が自分の殻の中に籠ってしまっていたからなんじゃないか、本当はみんな、困っている人がいれば助けてくれるのではないか、と感じました。

 

沢山の人のやさしさに触れられ、感動しっぱなしでした。

 

 

まとめ

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パスポート紛失は非日常の事態で、ちょっとしたサバイバル体験です。僕としては、年数回はこんなアドレナリン全開になるような緊張感を感じたい、と思っているくらい、貴重な体験だと思います。

 

それだけ人に迷惑をかけさせてしまう、と言うこともできますが、人生の中でそう何回もパスポートをなくすこともないと思いますので、この経験はかけがえないものになります。

 

また体験したいです、とは言えませんが、今体験している方がいるとすれば、それはラッキーなことかもしれません。

 

お読みいただき、ありがとうございました。