海外でパスポートをなくさないと手に入らない「帰国のための渡航書」について自慢させてほしい
始めに
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僕はハワイでパスポートを紛失、苦労の末、帰国時のみパスポートの代わりになる「帰国のための渡航書」を手に入れました。
「帰国のための渡航書」はパスポートの再発行時に必要で、再発行をもって最後の仕事を終えます。再発行後は、捨てられると思っていたのですが、きちんと返却されます。
僕にとっては特別に思い入れのあるこの紙切れ、おっちょこちょいではない皆さんでは一生手に入れることができないと思います。是非、この「帰国のための渡航書」への僕の思いを自慢させて下さい。
見た目について
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おもて面の様子
縦 12.5㎝ × 横 33.0㎝
折りたたむのが正式かもしれません。思った以上に大きいです。
裏面の様子
帰国時の査証(もちろん1つだけです。)
身分証部分(通常のパスポートと記載内容は変わりません)
右に「VOID」とパンチがされています。
これを貰う前まで、小さい紙切れを一枚もらうだけだと思っていたのですが、思いのほか大きい。査証なんて4ページあるのですが、帰国だけにしか使わないので「帰国印」1つ押されればもう効力を失います。あまりにも無駄に大きい!
でも、理由はすぐにわかりました。
ここまで大きいのは、
こんなに大きければまたなくすってことはないだろう
という日本国外務省からの配慮。
いや、
もうなくすんじゃねーぞ、
という挑戦状!なのです!
触ってすぐに分かる高級感のある紙質
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この「帰国のための渡航書」、要は帰国するためだけに使用できる紙切れです。一度帰国してしまえば、それを使ってまた海外へ行くことはできません。本物のパスポートを再発行する際に「VOID」というパンチを押されて役目を終えます。
にもかかわらず、使用されている紙質が非常にいい。適度な厚さで表面はいわゆる高級感のある紙にあるような触感。指を滑らせても引っかかるものはなにもないほどにツルツル。
更に、表面には光が当たるとJPNと浮き出る仕掛けまであります。
(写真ではわかりにくいのが残念ですが…)
とても1度しか使わないとは思えないし、手数料($20)でこの品質では大赤字なんじゃないか??と意味不明な心配をしてしまうくらい高品質です。
まとめ
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なかなか手に入らないレアアイテム、「帰国のための渡航書」を一通り自慢させてもらいました。
どうですか?結構よくないですか?欲しい方もいらっしゃるのではないかと思います。
こんなん貰えるんだったら、何回でもなくしたい、、、とは思いませんが、手に入れる価値があるものだと思います。こう言っては怒る方もいらっしゃるかもしれませんが、海外でパスポートをなくす特典だと思います。
…と自慢に熱も入りますが、もちろん、わざとなくすのは絶対にしないでくださいね!
さて、僕の「帰国のための渡航書」は帰国後、パスポートの再発行時に「VOID」とパンチを受け、その効力を完全に失ってしまいました。でも、不要な物ですが捨てる気は一切ありません。本当に必死で手に入れたものですから、完全に情が移り、今では僕の大切な宝物です。
最後までお読み頂きありがとうございました。