10月22日現在のコーンの状況について考察するー【非会員限定】コーン先物情報ブログ
コーン相場が思惑通り進んでいない。なかなかにフラストレーションがたまる展開となってしまっている。
何か間違っていることはないだろうか?予測と展開は違う方向へ進んでいるのだろうか?
現在の状況を精査し、今後どうすればいいか、考えていきたいと思う。
いくつかニュースやブログの情報
10月16日Farm Futures
10月16日のUSDAのCrop Progressでは、現在28%の収穫が完了しているが、5年平均は47%であり、収穫の遅延が依然として残っている。
USDA crop progress: Corn harvest inches ahead to 28% complete | Farm Futures
10月21日 AG WEB
先週前半、ドナルド・トランプ米国大統領は環境保護局に対して「エタノールの生産量削減の強制」を止めるよう指示した。このニュースは一見するとコーンにとっては良いニュースなのだが、このニュースにかかわらず、コーンは下げで週末を終えた。
https://www.agweb.com/article/gulke-markets-disappoint-despite-trumps-epa-reversal-naa-jo-windmann/
10月20日 Beloit Daily News
10月16日の州は、乾燥した気候で温かく、霜も例年より遅れているため、収穫ペースは大きく進展した。Yieldも平年並みとなりそうである。
Beloit Daily News - News, Corn harvest brings average yields
10月20日
相場下落要因となるニュースで相場にまだあてこまれていない要因はほとんどなくなってしまっている。相場上昇要因としては、
1、現在の価格水準では農家は赤字である可能性がある。現在の価格水準が続くと産業がダメになってしまう。
2、世界的な需要が供給を上回るという予測となっている。現在は南米の輸出量が多いために、アメリカの輸出量が減少しているが、南米の少しの変化で、アメリカの輸出量は戻ってくるだろう。
3、価格が下落すれば、需要者は契約を結んでくるだろう。
4、天候が近い将来問題として浮上するだろう。
There’s an Argument for Higher Longterm Corn Prices | Successful Farming
少し考察。。。
下げとなるニュースと探してもほとんどなく、現在のアメリカ産コーンの荷動きが弱いことが、コーン価格の下げ要因となっているものと思われる。
しかし、現実には、上げ要因となるようなニュースも多々あり、この下げは限定的であると思われる。
まとめ
僕としては、これまで考えてきたストーリーを捨ててはいない。むしろ、現在の相場下落は、購入のチャンスだろうと捉えているくらいだ。
とは言え、僕のルールとしてはほとんど買いきってしまっている今の状況であるため。追加購入ができないものか、状況を見ながら考えていきたい。
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