11月19日現在のコーンの状況について考察するー【非会員限定】コーン先物情報ブログ
僕が今持っているポジションの平均は12月限$352.4であり、逆行した影響を大きく受けてしまっている。
前回ブログを書いた11月6日には、「昨年同様の値下がりがある」と想定をしてポジションを組み立てていたのだが、甘かった、と後悔をしている。今回起こった値下がりは逆行する前には、想定していた範囲(つまり昨年同様の値幅)の値下がりである。当初は問題ないと思える範囲であるはずだった。
しかし、実際に値下がりをしてみると、ロスカットが見え始めることもあり、重たいポジションに気分まで重たくなってしまった。精神衛生上良いものではない。(このブログもスキップしてしまうくらい…)
実際にトレードにも影響があった。
下がってしまった以上、安全な範囲と思える範囲で買い下がりを狙っている。現在のところ値下がりの底は、12月限は$336付近が底であったが、$338である程度入れられたのだが、$336付近では新規の買いが入れられなかった。少しでも入れられれば、心理的には楽になったのだけど、買い付けはできなかった。ポジションが軽ければ、多少は入れることができただろうと思っている。
今は、多少戻ってきていて、$343付近だから、心理的にも楽で、「次下がったら買おう」、なんて思っているけれども、さて、今回はできるだろうか?
上昇しなければ、12月限は3月限に引き継ぎ勝負は延長していくが、現在のポジションが重すぎて、良い投資ができていないので、できれば、僕が持っているポジションの大半の損益分岐点である$347付近でポジションを外して、持ち越しを限定したいと思っている。
3月限になれば、また買い下がりをしていきたい考え。要は、買い有利の展開が続いているとの読み。
…、とつらつら書いてきたが、その考えに至った根拠についてこれから書いていく。
需給バランスについて
2017年産のアメリカでの収穫量は175.4ブッシェル/エーカーの予測となり、過去最大の収穫量となる見込み。
反面、出荷が相当落ち込んでしまっていているので、2017/2018年の繰り越し残は拡大予測となっている。
一見、価格はより下がってしまうように見えるが、これはあくまでアメリカだけの話。世界的には需要は拡大傾向にあるので、世界的には出荷が減ったことにより2017/2018年の繰り越し残は2016/2017年よりも減少見込みとなっている。
今後の価格について
2-3月は南半球の収穫期に入ってくるので、少なからず天候相場になってくる。天候相場で上昇するとは限らないものの、上昇しやすい地合にはなる可能性が高いだろう。
「アメリカの生産量めっちゃ多いじゃん!!」
「アメリカの出荷量めっちゃ少ないじゃん、やばいじゃん!!」
というのが市場の状況。その状況から落ち着いてくると、値下げになりそうなニュースはほとんどなくなってくる時が来るのではないかと思う。
…まあ、過去の価格チャートを見ても、9-12月が底となっているケースが多い。過去のチャートは簡単に手に入る情報なので、買っている人は今後に期待しつつ追加購入を考え、売っている人は手仕舞を考えている、、、という心理的要因によっても、買い、買戻しの需要が高まり、売りの需要が減り、結果値上がりしやすい状況となってくる、と思われる。
今後の展開だが、
12月中までは、今の水準を維持するが、その後は上昇し始めるのでは??
と思っている。
また、12月限で言えば、$340付近、3月限の$350当りが底と見ていいと思う。(去年のチャートの底部分)
安心して買える価格になってきているのではないかと思う。
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