作柄状況更新!ー【非会員限定】コーン先物情報ブログ
去る7月31日。
USDAの作柄状況が更新された。
今回のブログでは、最新の作柄状況について
詳しく見て行きたいと思う。
状況は、、、
サイトはこちら。
実際に見て確認を。
先週は降雨も多く、
気温もほぼ平年並みであったことから、
作柄は回復すると見られていた。
「Good/Excellent」評価は、
今回 61ポイント
前週 62ポイント
昨年 76ポイント
(主要18州対象)
と前週より悪化と言う結果となった。
まあ、たかが1ポイントなので、
すなわち、状況は前週と変わらないと言うことなのだろう。
作柄は改善される見込みだったが、結局は変わらないという結果だった。
想定外?相場上昇か??と思った。
しかし、実際はそんなこともなく、
前週と比較すればむしろ下落してしまっている。
今後、作柄が良くなるだろうという見込みがあっての今の価格なのだろう。
今後しばらくはあまり降雨予測はないものの、
悪天、高温はなさそうな状況で、気候的な問題はない見込みだ。
この気候予測を見て、今後作柄が回復する、と言う予測が立っている。
確かに、回復する可能性は高いものの、留意する点はある。
留意すべき点
今のコーンの状態は、「Silking」が終了し、「Dough」ステージに移ろうとしている時。
受粉していないとDoughステージに入らない、
というのがまず大前提。
そういった中、Doughステージの状況は
今週 23%
平均 25%
昨年 28%
(主要18州対象)
と明らかに遅れている。
更に、各州を見て行くと
(USDAのデータをもとに作成)
となっており、明らかに作柄は遅れている。
つまり、先々週の高温の影響がまだわからない、ということ。
この状況で、大きな売り立てはちょっと危険に思う。
むしろ、安全を担保しながら、「買い建て」も、、、と思う。
まとめ
まだまだ、方向性がわからないが、
今後の干ばつの状況、
作柄について引き続き確認していく必要がある。
実際の取引については値が落ちている、という判断ができれば、
多少買い有利かなと思う。
質問はコメント欄に。
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