【悪化】コーン産地の干ばつ状況ー【非会員限定】コーン先物情報ブログ
相変わらず乱高下の激しいコーン相場の今日この頃、
アメリカの干ばつが更に悪化してきている。
「US Drought Monitor」の7月18日までの状況が7月20日に発表になったのだが、
深刻な干ばつを示す黄色の地域、赤い地域が増えている。
(図だけでは比較はできないのだけどね…)
ちなみに前回は過去記事を参照ください。
比較するとわかるのだが、微妙に干ばつ面積が増えている。
特に、サウスダコタ、ノースダコタは深刻な状況となっており、前回から改善は全くない。
また収穫量ナンバー7位のカンザス州の状況が大幅悪化している。
これら3州の2016年の収穫量のアメリカ全体に対しての割合は
ノースダコタ : 3.41%
サウスダコタ : 5.45%
カンザス : 4.61%
となり、しっかりアメリカ全体の内の10%を超え、13.47%相当となる。
ただ安心材料としては、特
西側に位置するのだが、
これらの州内のコーン産地は、東側に位置している。
そのため、幾分か、コーン相場の急騰を防げているのだろう。
特に気になるのは
まず、アイオワ州は
明らかに悪化しいる。
大切な時だというのに、過去1年間で一番悪い状態だ。
またネブラスカ州は
7月11日の前回調査とほぼ同等だが、若干の悪化。
今後の天気は
これが、今後どのように影響をしていくのかは、今後の天候次第だが、
来週木曜日に雨の予定が出ており、暑さも和らぎそうな1週間ではあるものの、
乾燥傾向は続くのは確か。
アイオワ州と同様、暑さが和らぎそうな状況ではあるものの、雨は降らない見込み。
ひどくはないが、良くはない、といったところ
干ばつが深刻な地域については、ノースダコタで雨予想が出ているが、サウスダコタ、カンザスでは少しの降雨予想。
また、気温は平年並みまで下がる見込みであった。
まとめ
本当に天気次第の状況。
コーン相場張るなら、とにかく天気見ましょう。
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