コーン相場を見る上で気を付けるべきことー【非会員限定】コーン先物情報ブログ
コーンの相場状況が気になる、
そう思ったとき、どこのサイトを見ているか?
日経新聞などの各種新聞社、各商品を扱う証券会社など、
様々なサイトから情報が取れるが、読んで理解できているか?
本音を言わせてもらえば、僕もそこまで理解できていない。
余りにも断片的すぎるのだ!
確かに、十分に知識があれば、十分な情報かもしれないが、
そういった記事を読んで、コーン相場を張ろうとした場合、
残念ながら失敗してしまうことが多い。
(あなたのことではない、僕のことだ。)
だからこそ、一つ一つ調べて確認し、コーン相場を張るべきだと思っている。
今回は、その考えに至るまでに僕が犯した失敗と対策について書きたい。
失敗1 天気予報と干ばつ状況を勘違い
やり始めたころに犯した大きなミスだ。
将来の天気予報が多少雨予報であったとしても、
それまでの干ばつが深刻であれば、相場は上昇しやすくなってしまう。
天気予報は将来の地面の情報を予測するもので、干ばつ情報は、現在の状況を示している。
当然に見えるかもしれないが、「干ばつがひどい!」という情報だけを見てしまうと、将来の降雨予想を見逃してしまうかもしれない。
失敗2 価格動向と荷動きの関係の連動性
これは失敗と言うか、コーン相場を張るにあたり考慮に入れなければいけない、ことである。
ぱっと見れば当然、と思うかもしれないが、説明を続けたい。
価格の値動きはザックリ以下のように定義づけられる。
価格が上昇する要因は
自然災害(干ばつ、洪水等)出荷量(需要)が増加
価格が減少する要因
収穫量増加見込み、出荷量(需要)の減少
と言うことが言える。
しかし、実際に価格は一方に動き始めると、もう一方の要素がその動きを抑制するように働くのだ。
言っている意味が分からない人もいるかもしれないが、
要は、
価格上昇 ⇒ 高いなら買わない ⇒ 出荷量減 ⇒ 価格下落
もしくは
価格下落 ⇒ 安いなら沢山買おう ⇒ 出荷量増 ⇒ 価格上昇
ということ。
コーンが上昇して、もっと上がりそうだと思って買ってみると、そこが天井。
これが非常に多い(これ自体は良くある話だが)
コーンは、日常で回っている商品なので、現物取引も盛んだ。
こういったバイヤー心理を理解したうえで相場に臨むことは非常に大切だ。
少なくとも、
株式であってもこれは言えるのだが、需要と供給は変動要素としては小さいので、こういった要素は低い。
こういったことから、コーン相場においてはよほどのことがない限り一方的な動きにはなりにくいのが予測できる。(ならないとは言わないが)
まとめ
コーン相場は、これで生計を立てている人たちが沢山いる。
その点、株式とは根本的に異なる。
そういった中で、相場を張るというゼロサムゲームをするのだから、
当然、適切な知識は必要だ。
それにプラスして、相場のポジションの作り方、というのも非常に大切な要素となるだろう。
僕も学ぶべきことはまだまだ多い。
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